Forestock 一般社団法人フォレストック協会

森を守る大切さ

森林がもつ素晴らしい働き

日本は国土面積の約70%が森林におおわれているみどり豊かな「森の国」です。
この森には様々な働きがあり、その恵みは私たちの日常生活と産業活動を支え、欠かすことのできない存在です。

地球温暖化の緩和

森は、私たちの日常生活や産業活動によって排出される二酸化炭素を吸収して、酸素を供給することで、地球温暖化を緩和します。間伐や植林を適切に行うことで二酸化炭素の吸収効果は高まります。

生物多様性の保全

日本には、およそ5万種類の動物、6千種類の植物が生息しています。
森林の保全は動植物の生息環境を守り、遺伝子や生物種、生態系など生物多様性の保全にもつながります。

水質の浄化

雨水が森林土壌を通過することにより、水質が浄化され、ミネラル成分を含んだおいしい水を作り出します。また、森は雨水を蓄えてゆっくりと河川に流すので洪水を緩和し、川の流れを安定させます。 

土砂災害の防止

健康な森の樹木は、地中に根を張り巡らすことによって雨などによる土壌の流出を抑え、土砂崩れなどの災害を防ぐ力をもっています。

楽しむ空間

森林は、安らぎや癒しの効果をもつ空間であり、森林浴やハイキングが、気分転換や健康維持に高い効果を発揮します。
また、行楽やスポーツの場を提供しています。

荒廃が進む森林と衰退する林業

日本は自然と共に歩み、文明を発達させてきました。しかし、いま日本の森林は危機に直面しています。
1964年の木材の輸入自由化により国産材の価格が低迷し林業は衰退し、さらに林業就業者の高齢化や後継者の問題もあり、
林業人口は約6万人にまで減少しています。
これに伴って放置された森林は増え続け、荒廃した森林は木々や植物の成長を妨げ土砂災害の原因となっています。
また、生物の多様性も弱まり、すべてが悪循環に陥っています。

元気な森をつくるには「間伐」が必要

木を切ることは悪いことと捉えがちですが、木々が健康で丈夫に育つためには間伐は不可欠な作業です。間伐せずに木々が混みすぎると、
地面に十分な日光や雨が届かず、お互いの成長を阻害し、痩せた木になってしまいます。
痩せた森は、わずかな雨でも土砂災害を引き起こし、雪や風による倒木被害を受けやすくするなど、様々な問題が生じます。
このようなことから、次の世代に森林資源を受け継ぐためにも、間伐することは森を守り未来をつくることにつながります。
フォレストックマートは、人手不足や経済的な理由により進まない間伐作業が少しでも前進するよう、
持続的に皆様と共にサポートしたいと考えています。

間伐が行われていない森林

地面に十分な日光や雨が届かず、お互いの成長を阻害していまいます。

太陽光が届かず真っ暗な森林。成長が阻害されているため木々が細い。

間伐が適正に行われている森林

日光や雨が地面まで届き、木々は枝を拡げ、健康に生長します。

間伐が適切に行われており、林内に光が射し込み、明るく健康な森。